小川です。
弊社では、国内の全ての基礎自治体におけるエネルギー消費量・CO2排出量のデータベース「地域E-CO2ライブラリー」(E-CO2、エコツー)を公表しています。
この度、E-CO2のデータを活用した地域脱炭素シナリオ検討ツール「E-CO2 STELLA」(エコツー・ステラ)をリリースしました。
E-CO2 STELLAは2050年までの脱炭素に向けた道筋(将来シナリオ)を検討するためのツールで、人口、経済、施策の設定に応じた将来のエネルギー消費量とCO2排出量を推計することができます。
本ツールの特徴は主に、
・「産業部門」「業務部門」「家庭部門」「運輸部門」の各部門ごとにシナリオを検討可能
・地域の人口推移や経済状況も自由に設定して分析可能
・検討したい施策のレベルを選択するだけで、簡単に脱炭素社会に向けたロードマップを確認することが可能
……となっていることにあり、E-CO2のデータを活用しているため、ユーザーは地域の社会経済状況やエネルギー消費量、CO2排出量に関するデータを改めて入力することなく、地域の脱炭素に向けたシナリオの検討を行うことが可能です。
E-CO2 STELLAは地域E-CO2ライブラリーのデータと同様、クリエイティブ・コモンズ 表示 – 継承 4.0 国際 ライセンスの下で提供しており、どなたでも無料でご利用頂けます(ライセンスについては地域E-CO2ライブラリートップページもご確認ください)。利用をご希望の場合は、対象とする基礎自治体名を明記の上、こちらからお申し込みください。