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2023.04.21
リユースEVを活用した運用実証を開始しました
担当者 : 榎原 友樹

当社は、能勢町、豊能町、株式会社能勢・豊能まちづくり、EC SENSING株式会社、住友三井オートサービス株式会社(以下「SMAS」)と、2023年4月より、リユースEVを活用した運用実証(以下「本実証」)を開始します。

 

1. 背景・目的
世界中で脱炭素化や循環型社会実現への期待が高まる中で、限りある資源を有効活用する「サーキュラーエコノミー」の考え方が注目されています。それらの課題を解決しうる施策の一つとして「1台のEVを長く使い続けるコンセプト」について協議を重ねてきました。本実証は、再リース・再々リースの対象となるリユースEV車両について、公用車としての活用可能性を共同して検証するものです。

リユースEVは新車時と比較してバッテリー性能は低減しますが、用途や条件によっては十分に車両および電源として利用することができます。EVの二次利用・三次利用の可能性を見極めることでEV利用の選択肢を広げ、脱炭素化と循環型社会の実現に貢献することを目的としています。

 

 

2. 本実証の概要
地域における脱炭素化に向けた対応が急務となる中、地方自治体でもEV導入の事例が増加しています。地方自治体では、公用車の走行範囲が限定的となる利用実態をふまえて、今般リユースEVの活用可能性を検証すべく、共同して本実証に取り組みます。6者は、地域の脱炭素化ならびに循環型社会の実現に向けた取り組みを推進することで、地域社会の持続的発展に資することを目指します。

 

(1)実証期間
2023年4月より2024年3月までの1年間
※豊能町は、7月より運用実証に参加予定

 

(2)実証内容
①テーマ
地方自治体における脱炭素化並びに循環型社会実現に向けた具体的施策としてのリユース
EV導入の使用・要件の確立および有効性検証

 

②検証項目
・リユースEVに関する品質・性能面、心理面での課題検証
・ガソリン車・新車EV等との経済性に関する比較検証
・リユースEVのメンテナンスに関するトレーサビリティ
・EVバッテリーの劣化状態などに関するトレーサビリティ

 

(3)主な役割
能勢町・豊能町:公用車としてのリユースEVの使用実証および各種運用データの提供
能勢・豊能まちづくり:リユースEV充放電データの収集・提供
株式会社E-konzal:実証実験の効果検証、取りまとめ
EC SENSING株式会社:リユースEVのバッテリー劣化診断
SMAS:リユースEVの提供、仕様・保守要件および利用価値最大化に関する考察

 

【本件に関するお問い合わせ】
能勢町:総務課(072-734-3036)
豊能町:まちづくり創造課(072-739-3412)
株式会社能勢・豊能まちづくり:会社代表(080-1306-2398)
株式会社E-konzal:会社代表(050-8884-6510)
EC SENSING株式会社:会社代表(03-3232-6267)
住友三井オートサービス株式会社:広報部(03-5358-6669)

 

【プレスリリース資料】

こちらからご覧いただけます。

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