脱炭素化を進めるためには建物そのものエネルギー性能を高めることが重要であり、最近は特にゼロ・エネルギー・ビルディング(ZEB)に注目が集まっています。
ZEBとは「先進的な建築設計によるエネルギー負荷の抑制やパッシブ技術の採用による自然エネルギーの積極的な活用、高効率な設備システムの導入等により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギー化を実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、エネルギー自立度を極力高め、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した建築物」と定義されています。
現在、弊社では大阪府吹田市(江坂町)にZEB建築物を建てる計画を進めています。この建物ではカフェ、シェアキッチン、木工スペースなどがあり、まちなかに里山の自然を感じられる体験型の施設とすることを目指して計画を進めているところです。建築用の木材は大阪府能勢産の広葉樹を活用するなど、地域産材の活用にも寄与しています。今後の計画の進展に是非ご期待ください。