弊社では、新しい挑戦として「街と里を『人』と『樹』でつなぐ挑戦」を始めました。
今、里山は未曽有の危機に晒されています。
管理されない森林・農地の増加、その結果増加するシカ、イノシシ、クマ等の野生動物。
せっかく作った作物が野生動物に荒らされることも増えていますが、高齢化する地域にはそれに太刀打ちする人手も資金も不足しています。
そんな中でも気候変動のリスクは容赦なく荒れた森林や農地に襲い掛かります。
一方で、都会に住む人々も別の問題を抱えています。
マンション住まいの子供たちは家の中で発する「音」に気をつかわなくてはなりません。
公園でも、ボール遊びが禁止されたり、祭りや地域のイベントが次々と消えていっています。
まちなかでは人とのつながりが希薄化が進み、自然と触れ合う機会も失われつつあるように見えます。
異なる地域のそれぞれの課題に直面した時、まちと里を『人』と『木』でつなぐ挑戦をしたいと思うようになりました。
挑戦の場所として選んだのは大阪府のベッドタウン、吹田市の江坂。いまどき珍しく人口が増えているエリアです。
名付けて「江坂ひととき(人と樹)プロジェクト」。
里山暮らしに関心のあるまちの人たちに身近な里山体験を提供しつつ、里の課題を共有し、みんなでちからを合わせて課題解決を目指そうという試みです。
一朝一夕に解決するような問題ではないけれど、このまま放っておくわけにはいかない。
できることからはじめようと、社内の有志と社外のパートナーの方々が協力しながら一歩ずつ取り組みを進めてきました。
これから時々、進捗をご報告していきますので、注目していただけるとありがたいです!