京都大学の藤森真一郎准教授が筆頭著者の論文”A framework for national scenarios with varying emission reductions”が学術雑誌Nature Climate Changeに掲載されました。当社の越智も共著者として、モデリング結果の分析や図の作成に携わりました。
これまで国レベルの緩和シナリオは各国でそれぞれ作成されていたため、国間の互換性がなく、個々の国の気候政策を共通の基準で評価することはできませんでした。本論文では、国の緩和シナリオを構築するための体系的で標準化されたフレームワークを提案しています。このフレームワークは、来たるグローバル・ストックテイクに向けた示唆として、包括的な評価を行うきっかけになり得ると考えています。
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