弊社が、環境省による推計マニュアル(地方公共団体実行計画(区域施策編)策定・実施マニュアル 算定手法編 令和3年3月公表)に基づいて推計、公表している、国内の全ての基礎自治体に関するCO2排出量、エネルギー消費量のデータベース、「地域E-CO2ライブラリー」について、新たに2019年度分のCO2排出量とエネルギー消費量データを推計、追加しました。
今年度は全ての基礎自治体について、新たに一般廃棄物の焼却処分によるCO2排出量の推計を追加しました。
これにより、自治体が「地方公共団体実行計画(区域施策編)」を策定する際に最低限必要となる排出部門・分野は全てカバーすることとなります。
また、今回の更新では産業部門(製造業)の推計について、総合エネルギー統計(全国エネバラ)を利用した推計から、都道府県別エネルギー消費統計(都道府県エネバラ)を利用した推計に変更し、各都道府県の産業構造が基礎自治体に反映されるようになっています。
詳しい推計方法については地域E-CO2ライブラリー 推計方法のページをご覧ください。
こうした推計データも含め、地域で利用可能なデータをどのように脱炭素に結びつけていくかについても、ウェビナー「データに基づく地域の脱炭素化の進め方」(8/25開催)で議論できればと思います。
こちらもぜひご参加ください。