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2015.06.05
Vol.2「学生とインターン生と、両側面からの貴重な体験」

高田 昂嗣 (Koji Takada)

インターン生

2014年6月~2016年3月

 

大学での研究活動

僕は現在(2015年6月現在)、京都府の龍谷大学政策学部政策学科に在籍していて今年で4回生になります。政策学部では主に、まちづくりや持続可能な地域づくりなどについて学んでいます。特にその中でも地域に根ざした政策を学びたいと思い、NPOについて研究をしているゼミに所属しています。

このゼミでは座学よりも実際に現地へ足を運び、その地域の人たちの生の声に耳を傾け、これからその地域にどのような政策が必要なのかをその地域の人たちと一緒に考え、提案していくことに重きを置いています。例えば、月に1回の頻度で和歌山県の有田市に行って、地域の活性化をするために有田市の職員さんと共に今の有田市の現状から見える課題を住民の方々からインタビューやアンケートなどを行っています。

このように、室内でカリカリ勉強しているよりも活発的に動きながら学べるこのゼミは、部屋でじっとしていられない僕にはちょうど良いゼミなのかもしれません(笑)

E-konzalを知ったきっかけ

僕がE-konzalにインターン生として入ったきっかけは同じく地域でフィールドワークをしていたときでした。当時2回生だった僕は大学生として、淡路島の洲本市に足を運び、そこに住んでいる地域の人に地域の現状や問題、これからの課題などを聴き、話し合い、これからどうすればその地域が活性化し、持続していくかを考え、議論していました。それは洲本市と龍谷大学の域学連携事業として実施されたフィールドワーク合宿でした。域学連携事業とは『地域』と『大学』が『連携』して地域を活性化していく事業のことを指します。そこで域学連携事業の企画運営支援や学生のサポートをしてくださっていたE-konzalの越智さんと榎原さんに会いました。

そして、域学連携の合宿が終わったとき、僕はエコにも配慮したグリーンなエネルギーを通して、これからも洲本の活性化に携わりたいと思いました。その時にE-konzalのインターン生として洲本に来られていた方からお誘いの声があり、いい経験になるだろうと思いインターンとして入らせていただくことになりました。また、これからは大学生としてだけではなく、E-konzalのインターン生として洲本の域学連携に参加していきたいと思いました。

E-konzalで携わった業務

そして、翌年の9月には、インターン生という立場で洲本の域学連携に参加しました。すると昨年とは違った視点で物事を考えるようになりました。学生として参加した時は自分たちがこの地域に住んでいくためにはこうしていかなければならないのではないか、もっとこうすれば観光客が増えるのではないかといったひとつの提案、一つの考えを持つ視点でした。しかし、インターン生になってからは、学生が考えた提案を前提にしつつ、「子どものことを考えて通路にフットライトを設置してはどうか」、「フットライトの電力は小水力発電で…」などといった、次から次へと掘り下げていく視点を持つようになりました。

こういった視点を持つとなかなか現状ではうまくいくのかと疑問を持って悩むときもあるのですが、そこは学生ならではの斬新な提案が新たに浮かんだりするため、龍谷大学生かつE-konzalさんのインターン生としてとてもいい経験をさせていただいています。

 

 

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