小川です。
2025年3月13日に開催された立命館カーボンニュートラルワークショップ(立命館大学主催)にて、GHG算定・開示・削減(Scope3の観点を中心に)をテーマとしたゲーム形式のワークショップを企画、運営しました。
(排出量のScopeとScope3についてはこちらをご参照ください)
企業にお勤めの方、大学の教職員や学生の方など多様な参加者の方に2人1組のグループになっていただき、他グループと情報国関しながらのScope1, 2, 3の排出量算定と、削減に向けた取組の選択をゲーム形式で体験していただきました。
オリジナルのゲームを作成してのワークショップ開催は初のことで運営の不手際もある中、参加者の方々同士で積極的にやり取りしながら楽しんでいただき、活発な場となりました。
終了後のアンケートでは95%以上の参加者から「楽しかった」「他の人にも紹介したい」との評価をいただいています。
ミニレクチャーや話題提供で登壇された方々からも「Scope3排出量算定の仕組みや削減に向けた取組のあり方を理解するのに非常によい設計だった」と評価いただきました。
参加者からのご意見(抜粋):
・GHGプロトコルの意義をわかりやすくゲームにしていただいており、イメージしやすかった。特に削減努力が評価につながる事が体験できる点はリアルなビジネスでも役立つと思いました。
・(サプライチェーンの)上流・下流が影響し合っていて上手くできているのが面白かったです。
・楽しかったです。少しむずかしかったですが体験型で楽しかったです。予算と環境のかねあいは難しかったですが、それは実社会でも同じことだと感じました
・どのような行動を行えば、どのような効果があるかヒントが書かれており、それを手がかりに取り組めました。楽しかったです!
大学主催のイベントでチャレンジングな形式を許容していただき、参加者の方にも主体的にご参加いただき、本当にありがたい機会になりました。
引き続き、様々な形で気候変動やエネルギーに関する理解と取組を少しでも広げられるよう、伝え方の工夫を続けていきたいと思います。